古楽器輸入販売・ムジカアンティカ湘南|チェンバロ、クラビコード、TOROガット弦、バロック弦楽器、バロック弓、19世紀ギター、バロックトランペットなど各種取扱

フランクフルトメッセ2011-2 会場

2011/04/20

s_FF5MesseEntrance.jpg メッセの会場に入ります。写真は会場の入り口外観。この日はとても暖かく、コートもいらないぐらいでした。今年のメッセは出展社数も来場者も例年より少し減った様子。ただし、両方とも質は少しあがったように思うとのコメントが聞かれました。世界の3大楽器ショーとしては1月アメリカのNAMMショー、10月上海のミュージックチャイナですが、規模的に拡大傾向にあるのは上海。ただ、各ショーともそれぞれの特色が強くなる傾向を感じます。(上海は中国メーカーを中心に量産型の出展が多い。NAMMは従来どうりギター/ロック系中心。フランクフルトは他のショーに比べるとクラシック系のものが多い
下の写真は、いくつもあるホールの中の第一ホールの2階。弦楽器系が集まっているところの中心にあるカフェから撮ったパノラマです
s_FFHall1.jpg 下の写真左端はメロス社のシキオティス社長夫妻。「日本の多くの皆様に私の作ったロジンを気に入っていただけて本当にうれしい。この松脂で音楽をもっともっと楽しんで下さい」とのメッセージでした。二枚目はクレモナのバイオリン製作家トラフッキさん。普段はモダンのバイオリンが多いのですが「バロック・バイオリンを作ったんだ。見てくれ」といって見せてくれました。さすがにきっちりと、バランスよく作られています。三枚目は弓の製作家バルビエロさん。手にもっているのは新作のパガニーニモデルのヴィオラ弓。良質の弓をリーズナブルな値段で提供してくれる彼ですが「このシャフトのねじった形は機械ではできない。手でこの形をきれいに出すのは大変なんだ」との説明。マンモスのフロッグがついて、とてもきれいな弓です
s_FF7Sykiotis.jpg s_FF8Trabukki.jpg s_FF9Barbiero.jpg
下左は音楽モティーフの小物専門会社ヴィエンナワールド社のペッシェル社長。昨年に引き続き、今年も梅雨時に向けて折り畳み傘ご提供しようと思っているので話をしたところ、新商品があるのよ!と見せてくれました。写真ではわかりにくいかもしれませんが、とても明るくかわいい色使いです。音楽教室に通う子供さんなどにもぴったりかも
右はローランド社からの新商品。電子チェンバロC-30に始まった人気のクラシックシリーズ第4弾、C-200。クラシックオルガンです。写真の足鍵盤は別売。スプリット可能な76鍵と鍵盤数も多く、4つのバロックピッチと5つの調律法がボタンスイッチで簡単に選べます。日本では未発売ですがまもなく発表されるでしょう。価格も魅力的な値段設定になりそうかな?
s_FFaViennaWorld.jpg s_FF6C200.jpg
下はメッセ会場の、大ホール群に囲まれた中庭のパノラマ写真です。広大な空間の感じは平面写真では出にくいですね
FFCourtYardpanorama.jpg
今回のメッセは1日半と駆け足。このあとミラノのBIZZI社(チェンバロ)とローマの東、サッレ村のTORO社(ガット弦)をまわってきました。レポート記事は順次アップしてまいります

楽器は在庫があれば全て試奏可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。

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