テールガット
弦楽器のテールピースをエンドピンに留めるためのテールガット
目立たないパーツですが、発音にも影響が大きいようですね
現代では合成素材のナイロン系のものや金属素材を使ったものが一般的ですが、弊社扱いのTORO社のテールガットをヴィオローネに取り付けてみました
テールピースのタイプ(バロック式かモダンか)によってテールガットの結び方は変わります。結び方については、英語ですが写真が丁寧にとってあってとてもわかりやすいサイトがあるのでご紹介します(作者のダニエル・ラーソンさんのご了解いただきました)
モダンタイプのテールピースの場合
バロックタイプのテールピースの場合
テールガットを本物のガットに換えるには下記の道具と材料を用意します
1.テールガット(お使いになる楽器に応じた太さのもの)
2.結索用ガット(テールガットを結ぶためのものです)
3.ガットを切る道具(ニッパー、ナイフなど)
4.ライター(喫煙用の100円ライターで十分でしょう)
作業の方法は上記のラーソンさんのサイトをご参照ください
今回はヴィオローネ用なので、テールガットはコントラバス用の500mmのものを使いました
さすがに太く、曲げるのも苦労しました
上記のやり方でやってみると、ループひとつずつをしっかりと締め込むので、全体としてとてもしっかりと固定できました
最後の写真はパリの楽器博物館の収蔵品のストラディバリのものだそうです。ストラディバリウス本人が結んだものかどうかは確証はありませんが、昔からこういった方法がとられていたことは確かでしょう。やはりラーソンさんのサイトから転載させていただきました
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