古楽器輸入販売・ムジカアンティカ湘南|チェンバロ、クラビコード、TOROガット弦、バロック弦楽器、バロック弓、19世紀ギター、バロックトランペットなど各種取扱

TORO社訪問記-2 TORO兄弟

2008/03/25

TORO社を訪問したのは、間が悪いことにイースター休暇が始まる日でした。おかげで工場には従業員は見えないのですが、従業員はわずか4人とのこと。昔は手術に使われる縫合用の糸や、テニスラケット用のガットも作っていたらしく、量的にはそちらのほうがかなり多かった様子。でもTORO社創業のお父様の代から楽器用ガットは作り続けてきたので、縫合用糸やテニス用ガットが合繊に取って代わられて他社が続々と廃業したあとも、TORO社は楽器用に特化しながら経営が続いてきたとのこと

お休みだと工程は見られないのか?とがっかりしかけたのですがベニアミーノさんが準備をしていて工程は実際に作業を見せながら説明してくれました。(次回以降の記事でご報告します)
実際に会社を経営しているのは長兄のピエトロ氏(兄弟二人、姉妹4人で、姉妹はみなローマ市内に住んでいるようです)。従業員もみななんらかの縁戚続きばかりらしく、「ファミリービジネスだよ」と笑っていました

左がピエトロ・トロ氏。右がベニアミーノ・トロ氏です
s_PietroTORO-2.jpg

次の記事へ⇒「TORO社訪問記-3 サッレ村と弦作りの歴史」へ

楽器は在庫があれば全て試奏可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。

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