シンガポールでチェンバロ紹介のレセプション
BIZZI社のチェンバロ取扱を始めたシンガポールのSynwin(シンウィン)社で、現地の有力関係者の皆さんをご招待してのレセプションが行われました。
対象は音大(コンサーバトリー)でピアノを教えている教授や地元で音楽教室を経営している方、オーケストラの指揮者、作曲者など、古楽やチェンバロに興味を持っている方たちを中心に招待。イタリアから駆けつけたビッチ社長の話や日本から招待されたミケーレ・ベヌッツィ氏の演奏を交えて行われました。
シンガポールできちんとチェンバロが紹介されるのはほとんど初めてとあって、みなさんとても興味を持ち、最初から最後まで熱心に聴いていました。
最後の質疑応答でも、「シンガポールの気候でもだいじょうぶか」「モデルの選択基準はなにか。どの楽器を選べば良いか」「ピアニストにとってチェンバロを弾くのは難しくないか」など、これから本格的に取り組みたいという熱気が伝わってくる質問が次々にとびかい、レセプション終了後もほとんどの方が残ってさらに個別の質問と会話が続きました。翌日に行われたベヌッツィ氏のコンサートとあわせて、シンガポールでのチェンバロのこれからの活況を予感させてくれる盛況でした。
Synwin社は中規模の楽器店、卸商ですが、もともとピアノを扱い、最近では弦楽器を中心に良質の楽器をシンガポールからマレーシアにかけて提供しています。家族経営ですがそれぞれが役割を分担して、しっかりしたサービスを提供。今回チェンバロを扱うにあたっては、2代目にあたるウェインさん(バイオリンはプロレベルの演奏、メンテナンススキルを持っています)が取り組み、通常のメンテナンスであれば充分にこなせるレベルになりました。今回も通常のプログラム終了後、BIZZI社長から何時間にもわたるテクニカルレッスンを受けていました。
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