北京の三輪車

北京で三輪車に乗りました。
楽器ショーの会場とホテルの間はタクシーで１５分くらい。混んでいなければ１０元（１４０円前後）でいけます。でも時間帯によってはタクシーがなかなかつかまらなかったりするので、客待ち顔の三輪車（オートバイを三輪にして、後部座席に覆いをつけたようなもの）の運ちゃんに声をかけてみました。最初の運ちゃんは「そのホテルだったら２０元」。「高い！まけろ」と言ってもゆずらないので他に行こうとすると、そばに居たほかの三輪車のお兄さんが「１０元、１０元！」。タクシーと同じじゃないか、と思ったけど雨も降りそうだったのでまぁいいか（いつもこればっかり・苦笑）。
でも、これがなかなかの経験でした。
大通りの端のレーンは基本的に自転車の群れが走るわけですが、その中を押しのけかきわけ前に出て行く。どう見ても車体の幅より狭い（と僕には見える）すきまにまっしぐら。車線変更、右折左折。そのたびに自転車と車と三輪車がごった煮状態。特に右左折の時には前に出たほうが勝ち、とばかりに突っ込んでいきます。大通りを曲がるときに横から大型車が突っ込んできたときは、まぁだいじょうぶとは思ったけど一つ間違うと死ぬな、と思いました。あとで取引先の中国人に話したら「お前よく乗ったな」という顔であきれられてしまいました。タイで似たような「トゥクトゥク」というのにも乗ったことがあります。あれもなかなかエキサイティングでしたけど、向こうは後部座席に２～３人乗れる大きさ。こちらは一人でせい一杯という小型ですから、さらに迫力（？）がありましたね。どうぞ皆様は試されませんように（笑）。

楽器は在庫があれば全て試奏可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。