古楽器輸入販売・ムジカアンティカ湘南|チェンバロ、クラビコード、TOROガット弦、バロック弦楽器、バロック弓、19世紀ギター、バロックトランペットなど各種取扱

ウィーンそぞろ歩き

2006/04/07

ウィーンで取引先との打ち合わせが思いがけず早く終了。丸々一日、ぽっかりと空いてしまいました。おかげでのんびりツーリスト。写真をそえていっしょに歩きましょう!(クリックすると拡大画像ご覧いただけます)
ホテルを出るとすぐに「シュタットパーク」という公園。音楽家の像があるのでも有名です。ちょっと歩いただけでまずシューベルトさんにご挨拶。ブルックナーさんはどうも鳥の落し物を頭に浴びているようでお気の毒。シュトラウスはさすがに観光客が記念撮影の順番待ちの行列を作ってました。

街中のもう少し小さな公園では復活祭の前の「イースター市」がまっさかり。飾りつけた卵や、にわとり、うさぎ、羊がたくさんならんでます。これは飾り卵屋さんの屋台。これみんな卵(の形のかざり)。お菓子屋さんでもショーウィンドーは卵やうさぎのチョコレート、ケーキなどでおおにぎわい。ウィーンはザッヒャーやデメールが有名だけど、このお店はKuK。ケーニッヒは王様、それとカイザー・皇帝。さしずめ王室皇室御用達御菓子司、ってな具合の店名なんでしょうね。観光の中心シュテファン大聖堂の近くの楽譜、楽書専門店ドブリンガーも見逃せません。さすがにマイナーな古楽関係の楽譜もあり、またもやヴィオール関係のテキストを買ってしまいました(^_^;

夜は有名なナッシュマルクト(市場)の横のアン・デア・ウィーン劇場へ。ここはモーツァルトの魔笛やベートーベンのフィデリオを初演したことでも有名ですね(映画アマデウスの中に出てました?)。運良くモーツァルトの「皇帝ティトスの慈悲」をやってました。とはいえさしてオペラフアンでも無い私にはなじみのないお芝居。プログラムはドイツ語だし、お芝居の中身はイタリア語だし、主役らしき若き男性(セスト)はメゾソプラノの女性が演じているし。。。(後で調べたら、どうもこのオペラの配役はそうして演じるのが普通みたいですね。最初はよくある男女逆転芝居かと思ったのですが・恥) 休憩時間には歴史のあるホールを鑑賞。桟敷席もなかなか豪華。幕間のシャンペンは飲むと寝てしまいそうだったから今日は我慢しました。オケピットを覗くとピアノはフォルテピアノでした。音楽的にはとても素晴らしく、ピアノの伴奏部分がとても柔らかい音で、いいなぁ、と思っていたのですがやっぱり。休憩時間も一生懸命調律してましたね。
後半に入っても筋書きはちんぷんかんぷんのまま大団円にもつれこみます。
終わって外に出ると雨。しまった、傘を持ってきてなかった。コートのフードをかぶって、他の観客にまじって急ぎ足で。なんとかタクシーをひろってホテルへ。最後は雨にたたられたけど、たまにはこういう一日もいいですね。




ウィーン・・・ウィンナコーヒー ヴィーナシュニッツェル、ウィンナソーセージ・・・違いますか?
お正月にラデツキー行進曲を指揮している(シャドウ)私としては、行かずにおられようか、行かずばなるまい、というところです。いつか。
写真を楽しく拝見しました。可哀想なブルックナーさん、すごい量と種類のたまご、きれいな飾りつけはイースターのプレゼントでしょうか。ちんぷんかんぷんのまま大団円、というのがおかしくて笑ってしまいました。
道中のご無事を祈りあげます。

Momさん、ぜひぜひ。その折はまた迷ガイドをお申し付けください。今度はオペラハウスでもなにか見られるといいなぁ。グリンチングの居酒屋村ならご主人も喜ばれるかも?

Nomおじさま、ご無沙汰してます。Yoko@ミュンヘンです。
明後日からウィーンへ行きます!
ウィーン行きが決まったときにはオペラのチケットが完売で、
今回見れるかどうかわかりません。当日券を試みてダメなら、
そのグリチングの居酒屋村に乗り込もうかな(笑)

あ、そうなんだ。オペラ座だけじゃなくて、ほかもあたったらいい。アン・デア・ウィーン劇場は小さいけど歴史のある劇場だし、以前はミュージカル専門。今はオペラ専門劇場になっているんじゃないかな?ナッシュマルクトのそばだから早めにいってアジアB級グルメ街(笑)で何か食べてもいいね。

ウィーン、行ってきましたよ。
すごく素敵な街ですね。今回は時計とにらめっこの旅行だったので、次はのんびりできるときに行きたいと思います。

ご友人のかたにはウィーンの街を案内してもらい、ワインもご馳走になってしまいました。私よりも少し年上ぐらいかな、と思っていたら、お子さんの年齢を聞いてビックリ!歩きながらたくさんおしゃべりして、街とオーストリア人のメンタリティーを同時に学んだ、貴重な3時間でした。ありがとうございました。

その夜は、彼女に教えてもらったグリチングの居酒屋の一軒へ行きました。山の奥にあるワイナリーで、ブドウ畑とウィーンの街が見渡せるレストラン。ちょうどこの日が冬期休暇明け初日だったそうです。

また行きたい、ウィーン!

ウィーン旅行楽しかったようでなにより。彼女は若く見えるけど、もう大きなお子さんも居るし、会社の責任者としてとても忙しくしてる人。今回ゆっくりつきあってもらえたようでよかった。
知らない街を訪問したとき、そこに住んでいる友人が居ると街の楽しみ、印象がまったく変わってくるよね。どうもオーストリアワインでその印象が強化されたようだなぁ(笑)

楽器は在庫があれば全て試奏可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。

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