ＢＩＺＺＩ工房のチェンバロ・ショールーム

うおっ、壮観ですね!!!。
柱の形状から、「ギリシャ」っていわれても信じてしまいそう。
＊ ポンペイのそばでも通りそう (^^)v。
これが、元・農家ですか (o_o)。
もっとも、日本にこんなところがあったら、弁当持ち込みで一日入り浸ってそう (^^;;;;;;。

ぜひぜひミラノへ弁当持込で（笑）

Ｎｏｍさｎ
あれ？チェンバロって鍵盤が白黒逆じゃないんですね！

てびちさん
いろいろコメントありがとう。休み中はアクセスできないんですよね(^^;;
チェンバロ鍵盤の白黒逆転はだいたいフレンチスタイルのものが多いですね。この写真でも奥のほうのフレンチのチェンバロ（フランス語ならクラヴサン）は白黒逆転してますね。
初期のもの（イタリアンなど）はいまのピアノと同じ、全音鍵が白（または木地）で、半音鍵が黒（黒檀系）のものが多いです。１７世紀フランスで白黒逆転が起こった理由は諸説ありますが、まぁ、どれもそれなりの根拠があるのでしょうね。
１．女性の白い指が映えるように鍵盤全体を黒くした
２．当時、黒檀は値段が高く、高い素材を使えるんだぞ、ということをみせびらかすために黒檀を多量に使った
３．当時、象牙よりも黒檀のほうが値段が安く、経済的にこのほうが安くあがったので　（この楽器の性格＝貴族、金持ちのもの、という点からするとこれはありそうにないような気がするけど。。）

Nomさん　連休は、私はお仕事組みで（＾＾；
おまけに４月の下旬に４０度の熱を出し、フラフラしてましたよ！
今、一通り仕事が終わったのでちょいと遊びにきました！
でも！おなかすいたので早く帰らなくちゃ！！！
（徒歩５分♪）

チェンバロ！諸説あるんですね～！
どれもなるほどっ！って感じです！
すみません！素人の質問ですが！
黒い鍵盤と白い鍵盤！やはり音違うんですか？
黒檀と象牙！すごい材料ですね！！！

でも！黒い鍵盤ってどこか神秘的な魅力がありますね！

うぅん、音は違わないと思うけど。。。
弾く方は指の感触が違うといいますね。特に最近の合成素材の鍵盤と本物の象牙（今は象を保護するために象牙は禁止なので牛の骨がよく使われます）とでは違うようですよ。

Ｎｏｍさん　更に質問いいですか？
その鍵盤って！全部が象牙なんですか？
表面だけとかじゃなくて。
それとも！表面が象牙なんですか？
そう言えば、浄瑠璃の三味線（太棹）のバチは象牙です。
でも全体が象牙ではなくて、糸にあたる部分です。
でも減ってくので象牙を足します。
ぞ～さん！ぞ～ざん！確かに象牙は高いですね！
ところで黒檀って？何ですか？

えっと、鍵盤の指にあたる表面だけに貼ります。
黒檀は、南洋材の一種かな？固くて密度が高い。紫檀、黒檀、花梨などの堅木の類ですね。英語だとエボニー（笑）。ギターやバイオリンの指板にも貼って使います。でも、最近は上質のものがなくなってきて、値段も高くなっているので、縞黒（しまこく）と称して全体が黒ではなく縞になったものを使ったり、それを真っ黒に染めて使ったりすることがあります。指板や鍵盤に使うのは染めたものは望ましくないのですけど、一見、良さそうに見えてしまうので安物の楽器でよくあります。こんなところでわかったかな？かえって疑問が増えたりして(笑）

Ｎｏｍさん　ありがとうございます。
はい！疑問は増えました！
それでは鍵盤の中は何ですか？
染めるのは？顔料すか？
縞黒と黒檀では、音違いますか？
な～んてのが一気に（＾＾；
象牙も表面だけなんですね！？
それに黒いギターや黒いバイオリンってあまり見かけないような気がしますが？？？

１．鍵盤の中、というか下の部分は柘植などの加工しやすくて割と粘りのある木を使うようですね。
２．多分顔料だと思います。
３．厳密に言うと音は変わるといいますね。素人ではわからない程度と言えるかもしれない。
４．象牙は薄い板状のものを表面に張ります。
５．黒いギターや黒いバイオリン？黒く塗ればできますよ？
　　黒檀を使わないのか、という意味でしたら指板（フィンガーボード）などの部品としては一般的に使います。

nomさん　こんばんは
チェンバロ奥が深いですね！
いままで鍵盤とかってそんなに感心なかったんですけど！
ひとつひとつに理由や物語があるんですね。
黒いバイオリン！見たことないです！
聴いたことも（＾＾；

てびちさん、楽器は一つ一つに奥があって、面白いですね。
黒いバイオリン、普通は見ないでしょうね（笑）