ヴェンツィンガーのガンバ教本第二巻発売

ヴィオラ・ダ・ガンバの教本として広く使われてきたヴェンツィンガーの教本、第二巻（和訳）が出版されました
第一巻はヴェンツィンガーの原書楽譜に言葉の部分だけ和訳が別冊としてつくという体裁でしたが、第二巻は楽譜と和訳された文章が一冊にまとまって読みやすくなっています。さらに別冊として訳者による小冊子がついています。これが下記の三部構成になっており、ヴェンツィンガーの原書を三倍（というのは私の印象ですｗ）有効に使える手助けとなりそうです
１．本書の上手な使い方
２．練習のポイント
３．目的別索引

本来第一巻目を終了した人向けということではありますが、他の弦楽器（チェロなど）をある程度習得していらっしゃる人にとっては、この二冊目から入ることもできそうに感じました。ヴァイオリン、チェロ族とのガンバ族の違いや弦楽器から見たバロック奏法のポイントなども感じ取っていただけるのではないでしょうか。広く弦楽器愛好家の皆様に目を通していただきたい教本です

• Ｂ５版　７６ページ（原著は７９ページなので本書のページ番号は原著に準じています）　
• 白黒印刷
• 出版：アカデミアミュージック株式会社
• 価格：１，８９０円（税込み。送料別）