バッハ評伝をキンドルで読む
2010/10/03
楽器とは関係のない記事です(^_^;)
私の英語の勉強はペーパーバックなどの雑読なのですが、英語の本は高い、入手が難しい、重たいの三重苦でなかなか手に入りません。アマゾンから電子書籍リーダー「キンドル(Kindle)」の新モデルが出ていて、ずいぶん使いやすくなっていたので、買ってしまいました。なかなか快適なので、楽器とは関係ありませんがご紹介します。せめて音楽と関連してくれるように、バッハの評伝を読み込んでみました
1.キンドルの良い点
- 軽くてかさばらない:日本の文庫本より軽いぐらい。革製のカバーをつけて同じぐらいの感じ
- 目に優しい:新開発のE-inkという技術で、普通の本を読むのとかわりありません
- 英英辞書内蔵:本の中の不明単語にカーソルをあわせると説明(英語ですが)が出る.別売の日本語の辞書をインストールすることも多少詳しい人なら可能なようです
- ダウンロードした本は3,000冊内蔵可能(検索が面倒でしょうけどw)
- 3Gモデルなら世界中どこにいてもネット接続(無料)して本のダウンロードができる
- 自動読み上げ機能あり。男声女声、スピード段階の選択ができて、かなり流ちょうな英語で読み上げてくれます。頁も自動でめくってくれる
- 簡単なMP3再生機能もあるので、読書のBGMに使える(とりあえずゴールドベルグでも聞きながら読みましょうか。。)
- バッテリーの持ちがいい(ワイヤレスを切った状態なら30日)
- 本が安い(無料の本も多数。本によるけど20ドルぐらいまでがボリュームゾーンか)
- 欠点?:今のところ英語の本しか販売されていない。pdfなら日本語でも読めるそうですが
2.購入方法など
- アメリカのアマゾンのホームページから: http://www.amazon.com/kindle ←これをコピーしてブラウザーに貼り付ければ飛べると思います
- 価格:ぼくのモデル(3G)で本体定価$189+送料他=$220.48
これは、今日のレートなら18,638円 - 納期は4~5日(品切れでなければですが)
- この3Gモデルの他にワイヤレスだけのモデルが$139(本体)、画面が9.7インチと大きなDXモデルが$379です
上の写真、左は皮ケース(別売)に入れた状態。右は手でもっていますが、左手の親指のところに頁めくりボタンがあるので、片手でもったままで操作できます
3.ご参考:このバッハの本
邦訳「ヨハン・セバスティアン・バッハ-学識ある音楽家」というタイトルで春秋社から単行本で出ていますが、価格は7,875円。良い本が日本語で読めるのはありがたいことですが、カスタマーレビューにもあるように誤訳、迷訳があると辛いですね。本のタイトルも、個人的には「博学な」とか、若干意訳になるかもしれませんが「知的な」ぐらいのほうが日本語的なような気がします。ちなみに私がダウンロードしたキンドル版は$13.17(約1,060円)でした