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「めぐり逢う朝」と雨月物語

マラン・マレ生誕350年という話から興味をもったフランス映画「めぐり逢う朝」
絶版になっていて、アマゾンで1万8千円という高値がついていたのであきらめてましたが、幸い手に入ったので鑑賞。よかった。バロック音楽やヴィオールという切り口から興味をもったけれど、人の情念や想いが主題の映画ですね。その意味では日本の怪談、雨月物語や中世の説話(今昔、陰陽師など)に通ずるものがありそうで、日本人には共感しやすいのではないかしら。主人公であるヴィオールの名手サント・コロンブの亡くなった奥さん(の幽霊?)がときどき出てくる。情念が強くなると凝り固まって幽霊になるものなんですかね?マラン・マレは副主人公、語り手ですが彼の音楽への思いの強さも大きな軸。
(後日談:アマゾンで2万円に値上がりしてました)

それにしても近代の楽器って、攻撃的になってしまったものですね。音楽が大衆化して聴衆の規模が大きくなるにつれて必然だったのかもしれないけど。チェンバロを聴いたあとでピアノを聞くと、つい引いてしまいそうになる。モダンな楽器では楽器と聞き手との間に距離が必要と感じる。この映画でヴィオールをたくさん聴かせてもらったけど、この後、現代のバイオリンやチェロを聞くと同じように感じるんだろうなぁ。人間に優しい、聴くものの心をいやしてくれるような楽器と音楽がもっと知られてほしいという思いを強くしました。
弊社はマイナーな楽器商にすぎませんが、少しでもそのために貢献できるなら幸いです。みなさまのご指導、ご支援をよろしくお願いします。

2006年02月20日 01:38

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『めぐり逢う朝』、懐かしいですね。 あの映画のおかげで、日本でもヴィオールが若干メジャーになったような気がします。 あの映画の想念性は、確かに日本の伝統的なストーリーに通じるものがありますね。

投稿者 jun : 2006年02月22日 17:35

junさん、コメントありがとうございます 素敵な映画ですよね。私はどちらかというともともと弦楽器弾きなので、ヴィオールという楽器もいいなぁと思ってしまいます。ヴィオールの独習書なんてあるんでしょうか?中国の楽器ショーで、ヴィオールを作っているところがあったから、次回のショーで仕入れてこようかなぁ。 junさんはピアノとチェンバロを教えていらっしゃる?ヴィオールは教えてないんでしょうね(笑)

投稿者 Nom : 2006年02月22日 17:44

Nomさんは、弦楽器奏者なんですね。 そうですねえ、そういえばヴィオールの人たちって、どんな入門書を使用しているんでしょう?考えたことありませんでした。 今度、知り合いに聞いてみます。 私は、残念ながらヴィオールは教えられません(笑) 余興でちょっと弾いたことはありますが。

投稿者 jun : 2006年02月23日 12:44

いえ、大昔(30年以上も前です)コントラバス、それもジャズで弾いていただけですので今更大きな顔はできません(泣)。そういえばずっと前にリュートを齧ろうと手を出して、調律にやたら時間かかるので挫折したこともありましたっけ。。。

投稿者 Nom : 2006年02月24日 01:16

Nomさん! ちょっと見ない間に、こんなにエントリーが!!!すみません、以前来たときは、まだ最初のエントリーしかなかったんですよ。興奮する内容ばかりですね。 ヴィオールの入門書は、Christopher SimpsonのThe Division Violが良いです。しっかりと技巧が身につきます。Hoffmeisterから出ていました(過去形ですみません。) しかし、これはすでに多少弾ける人用なので、最初の知識もつけたいときには次がお勧めです。 Jouer apprendre-la viole de gambe-methode vivante、Jean-Louis Charbonnier、Huegel出版社です。仏独英の三ヶ国語テキスト、写真つきで、かなり親切な説明つきです。ガット弦の換え方や、運指法など懇切丁寧です。 知識だけというなら、DolmetschのThe Viola da Gambaがよろしいかと思います。Petersから出ています。 ある程度弾けるようになったら、Simpsonとあわせて、OrtizのRecercadaを練習しながら、音を作っていくのが一般的でしょうか・・・。Recercadaは、Tratado de glosas sobre clausulas z otros generos de puntos en la musica de violones, Roma 1553に入っています。ベーレンライター版です。 古楽をやろうと思うと、本当に現代版エチュードなどは使いませんので、情報収集が大変ですよね。楽譜は、神田のアカデミアで買えるのではないでしょうか?今のあるんですかね????

投稿者 モモリーネ : 2006年03月14日 02:22

モモリーネさん、たくさんコメントありがとうございます!お嬢さんの誕生日お疲れだったでしょうに。 私はまだ楽器も触っていない初心者以前の状態ですから(一番楽しいときかも・笑)アドバイスいただいた教本のうちせいぜい最初の2冊目、3冊目からですね。 Division Viol はすでに絶版ですね。 2冊目にご紹介いただいたCharbonnierさんの本はブールダー・アーリーミュージックショップで入手可能なようです。でも、最初に買った本とバッティングするのかな? Dolmetschさんの本も絶版のようですね。古書市場をさがすしかないかな。 それ以降におすすめいただいた本は、せっかくお勧めいただいたけど私にはまだ早すぎるような気がします。まずは一歩一歩(笑)

投稿者 Nom : 2006年03月14日 11:14

ヴィオルの初心者のための教習書となるとかつて草楽社が出版していた『季刊コンソート』に連載された 古楽入門講座 ヴィオラ・ダ・ガンバ 全12回連載 位しかありません。 私は全部持っていますけど勝手にコピーするわけにもいかないし、筆者である神戸愉樹美先生とは面識も無いのでいかんともしようが無いです。 神戸先生のWeb http://www.ykvc.jp/013.html

投稿者 休廷楽長 : 2006年04月10日 18:55

休廷楽長様(あ、宮廷ではないんだ!・笑) ご案内ありがとうございます。神戸先生とは今の北米ツァーに出あれる前に一度コンタクトをとっており、ご帰国後あらためてご相談しようと思っていました。 お話の記事の件、聞いて見ますね。ありがとうございます。

投稿者 Nom : 2006年04月10日 23:22

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