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ヴィオラ・ダ・モーレ

ヴァイオリニスト(ヴィオリスト)の夢、ヴィオラ・ダ・モーレが入荷しました
一目見て特徴的なのはヘッドの14本のペグ。7弦にさらに7本の共鳴弦があります
さらに通常のf字孔ではなく、炎型とでもいうのでしょうか、エキゾチックな孔の形
チューニングは、まずは一般的な 1d-2aー3♯f-4d-5aー6d-7aであわせてみました
特徴的な共鳴弦についても、まずは弓奏弦と同じにあわせてみます
7a弦が、共振するのかちょっとビリ付が出るので対策が必要。弦の個体の不良でしょうか

音を出してみると、さすがに音のひろがりが美しい!!
私はヴァイオリン属はまったく弾けないので、ぜひ弾ける方に試奏していただきたいと思いました
ヴァイオリニストが、ガンバ属に対抗して一人(伴奏なし)でも美しい音楽を奏でるために「響きが豊かなこと。和音の演奏ができること」を目指して作られたというだけのことはあります
実際には、フレットなしでさまざまな和音を演奏することは決して楽ではないのでしょうが、この響きはぜひ一度皆様に体感していただきたいと思います
共鳴弦はスチールのままでも、演奏弦をTOROのガットに変えたらどんな音になるのか、などと、夢は広がりそうです^^

*S先生に見ていただいた際に、共鳴弦の調律法について、音階で調律する方法もあるよ、とアドバイスいただき、変更してみました。そうすると、弓奏弦の開放弦(d-durで調弦)以外の音にも響きが出るから、とのことですが、弦の太さもあるので単純に上からd-c♯-b-...というわけにもいかないですね。付けてある共鳴弦は金属弦ですから、ガット弦のようなシビアさはないとしてもそれなりに太さに見合った音高(張力)の範囲であわせる必要はあるでしょう。いろいろやってみて、今張ってある弦では1f#-2e-3d-4c#-5h-6A-7Gでいけそうです。これだと7弦のAへの共振も押さえられそうです
また、S先生からは弓奏弦はガット弦を張らないの?とそそのかされました。これはぜひやってみたいですね
誰か早く弾ける人が来てくれないかと楽しみです^^

**昔からダモーレにあこがれていた、というNさんが遠くから試奏に来てくださいました
普段は、ヴァイオリン、ガンバ、チェンバロをたしなんでいらっしゃいますが、今日はいろいろ見たあとに本命のダモーレに
ふだん触っているわけではないので、ダモーレ独特の調弦にはさすがにとまどいましたが、少しするといろんな旋律を弾いていらっしゃいました
先日、旋律弦はガットに張り替えたばかりなので弾いているうちに少しチューニングが狂いましたが、それでも共鳴弦の響きの美しさは昔からイメージされていたとうりだったようです
結局お買い上げいただきましたので、現在(2010年3月はじめ)、試奏していただける在庫がございません。1か月前後のうちに次のものが入荷する計画がありますので、どうぞご相談ください

DamoreFrontRT.jpg 大きさは、大ぶりのヴィオラ
2DamoreHeadFront.jpg 3DamoreHeadBack.jpg 4DamoreBridge.jpg
ヘッドの左右に7個ずつのペグ。それぞれ上半分が共鳴弦、下半分が演奏弦です
共鳴弦はヘッドの後ろ下半分を超えてネックの中を通ってブリッジの下方にあいた穴を通ります

2009年11月 3日 16:38

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