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【メロス松脂】「スティッキー」に異変あり!

2017/03/04

sticky1.jpg 弊社扱いの松脂は、「ヒストリカルロジン」(以下、HR)と「メロス社の各モデル」があります
どちらもガット弦を扱うにつけ、良質の松脂が必要と思って世界中のメーカーを検討して取扱いを決めたものです(HRは日本では弊社専売、メロスは他の問屋さんが先におつきあいがあったので併売になりましたが、弊社がかなりご愛顧いただいている方だと思います)
メロスのコンセプトはHRと違って楽器(音域)別に数種類の硬さのモデルをそろえてあり、演奏時の環境にあわせて違うモデルを(時には混ぜ合わせて)使うことを推奨しています
その「メロス」のチェロ用「Sticky(スティッキー)」は、もともとエマーソン・カルテットのデビッド・フィンケルさんのアイデアで開発したものだそうです。通常のチェロ用の「ダーク」よりさらに柔らかく、より弦に「噛んで」くれる。(フィンケルさんは、さらに噛むようにベース用のものを使ったりもしているようですが、メロス社の社長、シギオティス氏ももともとプロのチェリストだったので彼の判断で使いやすい硬さ(ダークよりは柔らかい)に落とし込んだのがこの「スティッキー」モデルなのです
で、何が異変かというと、もともと「中・上級者向け」と申し上げているように、普及向けで大量に売れるモデルではないと思っていたのですが、ここ数カ月、ときおりご注文が集中する週があるのです
「ヒストリカルロジン」の方は秀美さんが使ってくださったりなど、トッププロの方の影響もあり、イベントなどで見たお客様が同じものを、とご注文くださって注文が集中することも多いのですが、その場合はコンサートやイベントの場所の周辺にまとまります。今回スティッキーはご注文いただくお客様のご住所(お宅にお送りするので)を拝見しても特に集中傾向が見られません
ということで、さて、不思議だなと頭をひねっています。どなたか理由のわかる方アドバイスいただけると夜も安心して寝られますので、こちらのメールまでご一報いただけると幸いです

楽器は在庫があれば全て試奏可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。

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