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楽弓2 その歴史 後編 モダン弓以降

2015/05/23

全体を訳し終えたので、整理してまとめて公開しました
↓こちらからご覧ください
【楽弓】全体訳
01.jpg  その歴史、製作と用法

先に公開した「楽弓 その歴史、製作と用法(その1)」の続きです
先のものは第三章までで、弓の先史時代という風情でしたが、いよいよモダン弓にさしかかります。今回は第4章から第8章まで。モダン弓を確立したペカットとその先駆者達の来歴やエピソード、19世紀の弓製作者リストまであります
バイオリンなどの弓奏弦楽器をお弾きの方は無しにはすまない弓の基礎知識としてぜひ一度目をお通しください


「THE BOW, ITS HISTORY, MANUFACTURE AND USE
●著者 ヘンリー・セントジョージ HENRY SAINT-GEORGE
全部で17章あるのですが、今回で弓の歴史にあたる第8章までを訳し終えました
弓-1部歴史ーその1(モダン弓以前).pdf
第一部 弓の歴史 THE HISTORY OF THE BOW.
第1章 弓の起源、摩擦振動、弾く爪との違い、トリゴノン、さまざまな物体を使った弓奏
第2章 東洋起源の弓-インド、中国その他の東洋の弓奏弦楽器
第3章 クロース-フレミングの「エトルリアのラバナストロン」 ―中世の弓-昔の絵や彫刻の非信頼性
---以上は前回公開した最初のファイルです---

以下今回お届けする部分です。ファイル名をクリックしてお読みください

26.jpg
弓-1部歴史ーその2(モダン弓のはじまり).pdf
第4章 モダン弓のはじまり-装飾-ストラディバリ弓の可能性-可動フロッグ-刻み目-スクリュー
第5章 ヴィヨームの要素-フェルーレとスライド-ジョン・ドッド
第6章 セレ博士によるドッドの想出-彼の仕事と貧窮-ドッドとトルテ-フェティとヴィヨームの計算
第7章 ルポ-、ペカット、偽のスタンプ、パノルモ、W.J.B.ウールハウスの計算
第8章 弓製作者のリスト

これから先はまだこの後の訳業になります
第二部 弓作り BOW MAKING
. 第9章 素材 ブラジルウッド-馬の毛-松脂の作用
第10章 弓製作者の必須の資質-シャフト作り-反り-チップ-溝-フロッグ
第11章 修理―接ぎ木―カップの作り直しーフロッグの修理―チップを新しくする
第12章 まき直し、毛の張り替え、松脂の選択
第13章 近代弓の感性、ニコルソン博士の特許弓、ヴィヨームの発明、弓毛の自動張り(?)、折りたたみ弓、ケッテリッジ弓
第三章 ボーイングの芸術
THE ART OF BOWING.
第14章 運弓技術の未確定な観点、手の解剖学的理解の重要性、親指の働き、技術の個性
第16章 右手の指、それに関する異論、ソティエ(跳弓)、手首の脱力
第17章 ゆっくり弾くことの重要性、早い全弓、スタッカート、運弓の訓練とソロ、結論

楽器は在庫があれば全て試奏可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。

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