珍しいお客様
昨日朝珍しい方からメール。「今日は何時までお店開いてる?」
ドイツにお住まいの音楽家なので「え?どうしたの?」
「仕事で日本に来てるけど、たまたま時間が空いたから会いに行きたいと思って」
夕方、こちらは日本在住の音楽家の方(昔、師弟だったんだと思います)の運転で夕方来社。お疲れだろうに、いつもどうり陽気にいろんな話しをしてくださいました
さっそくショールーム内の楽器や弓に目をとめて「弾いてもいいか?」
もちろんですけどねぇ、試奏のお客様が来ることがわかっていれば一応手を入れておくのだけど。。。
さすがにまずは5弦チェロピッコロ。ずいぶん前に、ベルリンのご自宅で夜中に解説してくださったことを思い出します
最高音の1E弦はチューニングをとても用心しながら。ご自分の楽器でも切った経験があるのでしょうね
うちは売るほどあるから切れても大丈夫!
弓はコレッリタイプのもので。同じスタイルの弓をお持ちだそうです
バロックスタイルなのでエンドピンはつけてありません。弾きにくそうにしていらっしゃるので、どうしたのかなと思ったら「エンドピン無しでは弾いたこと無いんだ」とのこと
下に置く箱を持ち出したら大きすぎたようで、後でガンバを弾くときには立って弾いていました。ガンバも(最近弾いてないけどと言いながら)問題なく弾いていらっしゃいました。「バリトンとほとんどいっしょだし、親指で弾かなくていいぶん楽勝」と笑っています
「ところで、日本でバリトンやらないの?」と聞いたら「おお、そうだったね、明日エージェントと相談してみよう」
(ベルリンのお宅では5弦チェロといっしょにバリトンも解説してくださっていたんです。その時に、日本でもバリトンの演奏を披露したい、と言っていたのです)
5弦チェロの1E弦、いい音するねぇ、と感心してくださったので一本差し上げようかと思ったのですが「最近は5弦チェロ弾いてないから」とご辞退。松脂は、以前ご紹介したメロスをずっと使って下さっているようで、この前はお店に3個あったから全部買って生徒にもあげたんだよ、とのこと。ギリシャの経済危機などがあって、小さいけど支援のつもりだそうです。もともとリトアニアご出身でもあり、小国に対しての共感も大きいのでしょう
メロスの各種モデルのことはご存じなかったので新モデルのスティッキーと、ヒストリカルロジンを進呈しました
時間も遅くなったので夕食に。ところが、「アルコールは飲まない(前は飲んでたのにw)。コンサート前だから生魚はやめておく」。むむむ。仕方なく、魚がおいしいんだけどほかにも焼き鳥などあるお店(雰囲気は大衆酒場w)にご案内。注文したあとで「炭水化物(いも、麺、飯)は食べない」(炭水化物ダイエットだな)
なかなかおもてなししにくいお客様ですが、食事中もずっと楽しいお話をしてくださってこちらがご接待いただいているようでした。名残はおしいのですが翌日のこともあるし、ということで切り上げました。今回はすてきな奥様はご同伴ではなかったけれどまたの機会にお二人にお目にかかりたいものです
タグ: ゲリンガス geringas
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