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歴史的な演奏ピッチの音叉

2013/09/03

*2014年12月から、日本郵便の「クリックポスト」利用で送料無料にしました

みなさまが楽器のチューニングをするときは何をお使いでしょうか
音叉(チューニング・フォーク)は使っていますか?
ご存じのようにいまのA=440が基準になったのは20世紀に入ってからです。 それ以前はさまざまなピッチが使われていました
ルネッサンス、バロック、ロマン派などの演奏をなさる場合に、基準音のピッチでお困りのことはありませんか? 弊社では、歴史的によく使われたピッチを基準音として使うための音叉を開発いたしました。 一本のお値段は税込、送料込みで1,300円です(価格は原価高騰、為替変動などのため予告なく変動することがあります。ご承知ください)
ご購入はこのショッピングカート/音叉 からどうぞ。または、通常の弦のご購入時に続けてショッピングカートの商品カテゴリーで「音叉」をお選びください

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品番 ピッチ(Hz) 摘要
TF392 392Hz ヴェルサイユ・ピッチ A (モダンのA=440の場合のG音) *1
TF415 415Hz バロック・ピッチ A (モダンのA=440に対して、モダンならA♭) *2
TF430 430Hz

ロマンティック/ウィーン・ピッチ A *3

TF440 440Hz 国際標準ピッチ A *4
TF442 442Hz 現代のオーケストラでよく使われるピッチ-1 (低め)
TF443 443Hz 現代のオーケストラでよく使われるピッチ-2 (高め)
TF494 494Hz バロック・ピッチ C (モダンのB) *5
TF523 523Hz 現代のピッチ C

*1. 17~18世紀のフランスのオルガンは、平均的にA=395前後に調律されていたようです。この時代のリコーダーやフラウト・トラヴェルソなどもこの音域が多く、アンサンブルなどによく使われます。ここでは日常の便宜上現代のA=440基準にした場合のG=392(ソ)の音としました

*2.現代のバロック音楽演奏で一般的に使われるピッチです。産業革命の時代以前には、「標準化」ということはあまりなく、時代と地域ごと、演奏する場面ごとに基準となるピッチは変わりました。ここでは一般的な目安として現代のバロックアンサンブルで多用されるA=415(A=440に対してはA♭)を摘要

*3.モーツァルト、ベートーベン、シューベルトなどいわゆる古典派~ロマン派に作曲家たちがウィーンを中心に活躍した時代。420~430Hz前後がよく使われたようです。ここでは430を摘要しました

*4.1939年にロンドンで行われた国際会議で定められた国際標準ピッチです

*5.楽器によってはC音を基準にとりたい場合もあります。チェンバロなどの調律を古典調律法で行う場合など、Cを基点に純正5度のうなりの有無をききながら12音をつくっていきます。その為にA=415のバロックの場合のC音を作りました



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楽器は在庫があれば全て試奏可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。

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