【バイオリン】ピエトロ・ガルネリモデルと欧州材

「ピエトロ・ガルネリ」再入荷いたしました♪ぜひ試奏にいらしてください
関連記事：ピエトロ・ガルネリ（Ｖｎ）入荷

----------------- このバイオリンはお客様が決まりました ---------------------
うれしいことですが、最初に試奏に来られたお客さまがご購入を決めてくださいました
ありがとうございます
また次の楽器を企画し思っていますので、新しい楽器が到着しだいご紹介いたします

バロック・バイオリンに興味を持って良い楽器をさがしている方が増えています
今回はＩＥＳＴＡ社に発注して新しい上級モデル"Pietro Guarneri 1740 VENEZIA"を作りましたのでご紹介します

愉しい楽器作りの今回の冒険要素はいくつかありますが、大きなポイントは二つ：

１．モデル：　ピエトロ・ガルネリ　（１７４０　ベニス）
ストラドに代表されるクレモナ派のきらびやかな音と対照的にしっとりした艶やかな音。もしかしたら赤毛のビヴァルディさんもこういう音の楽器を演奏していたのかもしれませんね

２．欧州材：
ＩＥＳＴＡ社は中国にあって、手頃な価格でとても良い弦楽器を作ってくれます。通常は材料は中国材を使っているのですが、今回少しきばった欧州材を使ってもらうように依頼しました。その分価格はあがるのですが、期待以上の仕上がりだと思います
音の出方のクリアさ、透明感が一段と増したように感じました。是非試奏してご確認ください

また、他に下記の仕様を盛り込みました

３．アンティーク・フィニッシュ：　下手をすると、くどい厚化粧の感じになりかねないアンティーク・フィニッシュですが、このメーカーの仕様はとてもよくできています。うちでお世話になっているＫ師が一目みるなり、「うまくできてるねぇ。。」と絶句。とても自然な感じで上品な雰囲気にまとまっています



４．ギヤ式糸巻（ローズウッドグリップ。ヒルスタイル）
通常は、お客様個別のご要望に応じて取り付けるのですが、この楽器にはあえて最初からつけてみました。実用面でとても使いやすい仕様ですので是非お試し下さい

５．特注のバロック・テールピース
Ｋ師製作。黒檀とローズウッドの積層です。表がローズウッドなので、ペグのグリップとよくマッチしています。モダンのテールピースよりも軽く、全体の振動をさまたげません。ガット弦の特徴を最大限に活かしてくれます

＊価格は原価や為替変動により予告なく変わることがあります。このホームｊぺージの最初のページにある価格表をご参照ください