【本】バッハの思い出

バロック音楽にとどまらず、現代の音楽にまで影響を与えているヨハン・セバスチャン・バッハの妻（二人目）であるアンナ・マグダレーナ・バッハによる（といわれる）バッハの伝記です
「といわれる」と書いたのは、これがアンナ・マグダレーナの直筆であるということには疑問も呈されているためですが、そういう考証は抜きにして、あのバッハの生涯がこうであったのであろうか、バッハの二番目の妻となったアンナ・マグダレーナのバッハへの敬愛の様子などイメージをふくらませてくれる格好の本になっています
バッハがお好きな方には、一度は読んでいただいて良い本ではないでしょうか

●書名：バッハの思い出
●著者：　アンナ・マグダレーナ・バッハ
　翻訳：　山下　肇
●出版社：講談社学術文庫
●体裁：文庫版、２９４頁
●価格：２０１１年1月現在１，０５０円
●発行：初訳発行1950年
　現刷発行：1997年
●ISBN-13: 978-4003345511



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