2009古楽コンクール山梨
5月2日、3日に甲府の山梨県民文化ホールで第23回目の古楽コンクールが開催されました。毎年開催されるのですが、隔年でチェンバロとアンサンブルが対象の年と、ガンバ、リコーダーなどが対象の年とにわかれます。今年はチェンバロとアンサンブルの年
イベントとしては、同時期に東京で開かれたラ・フォル・ジュルネのような派手さはありませんが、長年日本の古楽界の登竜門として堅実な成果をあげてきた評価の高いコンクールです
弊社としては今回はBIZZIのチェンバロを持ってレンタル活動をなさっているニゲルラピス(石黒ピアノ・チェンバロサービス)さんと私のところで合計4台のBIZZIチェンバロを持ち込み。いま進めているパルドゥシュと、ポシェットバイオリン。さらに、ローランドさんのご協力で、今年発売になる電子オルガンの新機種(発売前!)を持ち込みました
●一般のお客様からは、ポシェットが注目を浴びていました。「かわいい!」というのが一般の評価。でも、普通のバイオリンを弾きなれたかたでもあごではさめないので演奏には苦労されるようです。昔はダンス教師が、ダンスを教えながら弾いていたといいますから、そんなに難しいはずはないと思っているのですが(苦笑)
●ガンバを弾く方たちからはパルドゥシュ・ド・ヴィオールが注目。日本ではほとんど見ることがない楽器ですが、18世紀前半のフランスでは非常に流行したといわれます。これから日本のガンバ界でも演奏する方が増えそうな予感
●新商品のオルガン(2機種)は、オルガンに興味のある皆様からは大歓迎^^
小さい方(C-230)はポジティフ系。大きい方(C-330)は大きなパイプオルガンまで。写真でも見えますが、小さなサテライトスピーカー2個がとても効果的です
仕様詳細などは別の記事でご紹介いたします
●チェンバロは、ニゲルラピスさんのご協力で、4台ならびました
●時間をいただいてプレゼンテーション。今回はローランドの新商品の音もしっかり聞いていただきました
●ほかにも多くの製作家の楽器がならびます。こんなイベント、もっと多くの方に知られて見に来ていただけるといいのですが
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