BIZZI社訪問２００８秋

クレモナ市であったイベント、モンドムジカからの帰路にBIZZI社を訪問しました。BIZZI社長とはクレモナで会っているので、業務打ち合わせはそちらで済ませられたのですが、新社屋Villaの改修進捗状況の確認もあって、ぜひ立ち寄ってほしいとのご要望もあり、イベント直後のお忙しい中お邪魔してきました

ヴィラの全景などは以前ご報告していますので、今回は特に改装進行しているところを見てきました。なにしろ１６世紀にできた石造の建物に、近代的な電気や水回りの配管をしなければならないので、壁や床を掘り返すのが大変なようです。歴史的にも意味のある建物なので逐一文化財保護委員会の許可をとらねばならず、通常の倍ぐらいの時間がかかりそうですね。それでも来春には全体をオープンしたいとの意向
完成すれば、BIZZI社のチェンバロ工房がすべて集結。それにBIZZIさん個人の所有になる古楽器群の小博物館。セミナー室５部屋。講師さんなどをお泊めできる宿泊室５室。屋内のコンサートができる場所二か所。野外でもコンサートができるところを二か所。それにBIZZI家のご家族の居住区になる予定です

完成すればさまざまなイベントやフェスティバルもやりたい、とBIZZIさんの夢はふくらんでいます。大蔵省の奥様は心配そうですが(笑)

１．半地下にあたるもとのワイン貯蔵庫を改装して、コンサートができる小ホールにする予定の場所
２．セミナー室になる予定の、古い居間の一室壁面
３．建物はヴィラではなく、今回泊めていただいたヴァレーゼ市内のホテル
４．関係ありませんが(笑)ホテルの朝食
５～８．BIZZI家がお友達から預かっていた犬の「TAKESHI」君。飼い主はとても日本びいきの方なんだそうで、この子の名前は映画俳優／監督からとった？このときはちょっと眠そうでしたが、ふだんはとても元気だそうです